僕にとって人生の教訓となった映画、『最高の人生の見つけた』です！　主役はジャック・ニコルソンさんとモーガン・フリーマンさんのお二人。2008年公開の作品です。

初めて見たのは僕が高校2年生のときです。僕の実家では、お父さんもお母さんも映画が好きなので、日曜のお昼頃はいつも映画が流れっぱなしです。僕が気がついたとき、すでに映画は後半に入ったところでした。なのにそれがとても面白くて、すぐに全部見たくなって携帯で見直しました。（テレビの主導権はお父さんだったので。笑）

本作を一言で言うと、老人二人が死ぬ前にやり残したことを実現する冒険にでる物語。お金持ちだけど性格が曲がったおじいちゃんと、ごく平凡な家庭で人生を過ごしてきた優しいおじいちゃんが同時期に余命6カ月の宣告を受けてしまう。そんな二人が残された時間を一緒に過ごし、棺おけに入るまでにやっておきたいこと「バケット（棺おけ）リスト」を作って実行していく。

余命6カ月だなんて言ってみればすごく暗いテーマなのに、むしろ宣告を受けてからより活き活きしてて楽しそうな二人。それが逆に泣けちゃいます。本人たちは楽しそうだけど、見てるこっちは切なくて…思わず涙が出てしまいます。

みなさんは悔いを残したことはありますか？　ほぼすべての人があると思います。この世に完璧な人間なんていないですからね！　欲しかったもの、やりたかったこと、行きたかったところ。もっと言えば、誰としたか誰と行ったか、つまり誰と思い出を共有したか。それがあるだけで何倍にも何十倍にも楽しくなりますよね。

本作の二人も、相棒と呼べる人に出会えたからこそ幸せな時間になったのだと思います。
短い時間でも友情は成立するんだなとしみじみ思いました。

あなた自身がこの状況になったら、まずどんなことをしますか？　考えれば考えるほどわからなくなってくるようなお題ですが、残りの人生をどう過ごすかは自分次第。大それたことをするも良し、身近にある幸せを大事にするのも良し。

正解がないからこそ自分のやりたいことをやる。
あなたは自分を幸せにしましたか？
あなたは他人に幸せを与えられましたか？

最後まで楽しめることが、最高の人生なんじゃないかなと思います。

だから、僕はまだ最高の人生を送れているのかは分かりません。悔いの残るようなことが頭にポンポン出てくるので、もしかすると最高ではないのかもしれません。楽しむことも大事だし、悔いを残さないように生きていくのもひとつの正解なのかも…なんて思ったり。

自粛疲れで元気が出ない人は絶対見てほしい！　絶対に何かを始めたり頑張れたりする映画だと思います。自分の未来に迷ったり、何をすればいいかわからなくなったとき、見返すとまた頑張ろうってなれる素敵な作品です。

僕はこの映画を見て自分のバケットリストを作りました！　いえ、正確に言うとまだ作っている途中です。皆さんも作ってみてはいかがですしょうか！

さて、恒例のお料理の時間です。今回は悔いを残したくないので、大好きなものを食べたいと思います。

何がいーかなー。少しオシャレなハンバーグとか…
よし！それに決めた！作ってみよう！

材料はこちら！

柊太朗特製ハンバーグの材料 【ハンバーグ】
牛豚合い挽き肉 200ｇ
玉ねぎ 半玉
溶き卵 1個
パン粉 大さじ2
牛乳 大さじ1
塩コショウ 適量
ナツメグ ふたつまみ
サラダ油 少々

【ソース】
デミグラスソース200ｇ
ケチャップ 大さじ2
中濃ソース 大さじ1
砂糖 小さじ1
バター 20ｇ

生クリーム少々

【付け合せ】
じゃがいも
ミニトマト
マッシュルーム
三つ葉

ハンバーグは粘り気が出るまでよく混ぜるのがポイントです。焼き目をつけて肉汁を封じ込めます。ソースは材料を合わせてふつふつと煮込む。ハンバーグが焼きあがったらソースに入れて再度煮込みます。

先にハンバーグをお皿に入れ、レンジなどで芯まで温めた付け合せたちを周りに散りばめ、ラストにソースをかけます。

オシャレなハンバーグにするには必殺生クリーム！ 少し泡立て器とかでまぜてやると見栄えが良くなります。
たらーっとかけて三つ葉を添えたら
あら完成！

いただきまーす！

！！？！！？！！！？？？

めちゃくちゃ上手に出来ました！

中からジュワッと肉汁が出てきて、お店に出しても良さそうなハンバーグが出来ました。
このレシピはずっと覚えておかなきゃ！

煮込んでるからかすごく柔らかくて美味しいー。

この連載史上最強の料理が出来ました！
これは悔いが残らないハンバーグだ。

バケットリスト1個完了！！
こんなしょぼいの入れるなって思ったでしょ！？
それでいーんですよ。少しの幸せこそ大事にしていきます！

悔いを残さないようにご馳走様でした！