片山萌美「新しい何かを求める人にオススメの映画」 ー 『食べて、祈って、恋をして』 2022.3.29
定期的に観たくなる映画ってあるじゃないですか
そのひとつが『食べて、祈って、恋をして』。
英語のタイトルも
『Eat, Pray, Love』とそのままで
内容も結構そのまま。笑
©2010 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
『食べて、祈って、恋をして』あらすじ
仕事にプライベートに忙しい日々を送っていたが、心のどこかに満足しきれない思いを抱いていた。「昔はもっと毎日が輝いていたのに…」と。ある日、彼女はすべてを捨ててニューヨークからイタリア、インド、そしてバリ島へ“本当の自分”を探しに1年間の旅に出ることを決意する。
ジュリアロバーツ演じるリズが
バリのおじさんに
「旅をする、ここに(バリに)戻ってくる」
と言われるのが始まり。
なかなか愉快な夫と長い離婚調停ののち別れ、若き俳優と付き合うもうまくいかず、1年間自分を探す旅をする。
©2010 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
まずはEat(食べて)の国、イタリアは最高!
とにかく食べ物が美味しそう。
リズがトマトパスタを嬉しそうに食べるシーンが忘れられなくて
観た日は必ずイタリアンにしちゃう!
マルゲリータも1人丸ごと1枚食べるの
向こうでは当たり前なのだろうか...
イタリア人のおじさんが言うのさ
「アメリカ人は休むのがヘタ、君たちはCMで休日にビールを飲もう、といわれて飲むが、イタリア人はいわれなくても〜〜」
とここからはジョークも入ってくるけど
「何もしない喜び」
を教えてくれる。
まぁ、アメリカ人が休むのヘタなら
日本人は休みという概念がないレベルよね。笑
だから、たまには昼から美味しいビールを飲んだっていいじゃないと思わせてもらえる幸せなイタリア。
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次はPray(祈って)の国、インド!
アシュラムで瞑想に没頭するはずが
没頭できず、思考は常に動いてしまう
全く集中できないリズに共感しちゃいます。
私も瞑想をたまにするんだけど
最初は本当に集中出来なくて、
無理じゃない?って本気で思ってた。
徐々に、ゆっくり、瞑想の時間を伸ばしています。笑
たくさん自分と向き合う時間をとり
元夫とも元彼とも、心の折り合いをつけていく。
それは辛いけど前に進むための布石。
自分と向き合うというのは、人間避けたくなる時があるけど
そんな時こそ、己と対峙しなければならないんだろうなぁ。
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最後はLove(恋をして)の国、
バリ
に戻ってくるのです!
ここではリズが出会った人々の優しさと、リズの成長が溢れて素敵なの。
自然も美しくて、バリに行きたくなるー!
正直、Loveの部分のストーリーはあまり興味がでなかったので(私にはまだ早かったみたいです)
気になるラストまではどうぞ映画を観てね
どの国も魅力的で行きたくなるし、
出会う人がみんな素敵!
特に好きなのはインドで出会う10代で結婚しなければならない聡明な少女、素直で真っ直ぐで、絶対に幸せな生活を送ってほしい。
大どんでん返しが起こるわけでもないので
ゆったりとした気持ちで観られる映画。
これから新生活が始まる人も
少し生活に慣れて退屈になってしまった人も
気持ちよく寄り添ってくれる映画。
みんなはどの国が好きになるかしら
気になります。
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