尊敬する宮崎あおいさんのこと。ヨコハマ映画祭で最優秀新人賞を頂けたこと。【中田青渚の大切なひとり時間 vol.5】 2022.2.10
2021年に出演された『街の上で』『あの頃。』『うみべの女の子』にて第43回ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞した中田青渚さん。「普段自分の考えをしゃべる機会がないんです」という中田さんのひとり時間についてお聞きする連載企画です。読んだ本、観た映画、そして新しい挑戦など。連載を通じて中田さんの魅力をお届けします。
今回は以下のことをお聞きています。
・宮崎あおいさん主演の『ソラニン』について
・中田さんが思う宮崎あおいの魅力
・もし『ソラニン』に出演するとしたら?
・ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞されたお気持ち
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中田青渚
なかたせいな|俳優
2000年、兵庫県出身
『第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014』でグランプリを獲得し、俳優デビュー。2021年に出演した『街の上で』『あの頃。』『うみべの女の子』にて第43回ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞。
ー今回のテーマは、中田さんが尊敬している宮崎あおいさん主演の映画『ソラニン』です。この作品を選んだ理由は?
「宮崎あおいさんが出演している作品はどれも大好きですが、昨年、浅野いにおさん原作の映画『うみべの女の子』に出演させていただいたこともあって、『ソラニン』を選びました。
私、宮崎あおいさんが演じる芽衣子の家に、友人2人が遊びに来るシーンが好きなんです。恋人・種田を亡くした芽衣子の横でゲームをする2人。それをただ見ているんですけど、なんともいえない表情をしていて…。口角はあがってるのに、どこか寂しそうな。かわいらしさの中に、寂しさがある。その表情を見ているだけで、芽衣子の心情が伝わってくるじゃないですか。とても印象的なシーンです」
ー中田さんが考える宮崎あおいさんの魅力は?
「私の中では、『NANA』や『少年メリケンサック』など、かわいらしいけどちょっとクセのある不思議な女性を演じることが多いイメージがあって、そういう役って演じるのが難しい印象があるんです。だけど、宮崎さんが演じると自然なかわいらしさがあってグッと惹きつけられる。私もそういう俳優になりたいです」
ー以前のインタビューで「原作がある作品は原作を意識しすぎないようにしている」とおっしゃっていましたが、中田さんが『ソラニン』に出演するとしたら、演じる上でどんなアプローチをしますか?
撮影 / 鎌田瞳 文 / 大川竜弥
※中田青渚さんの今回の記事を含む、ミニシアター限定のフリーマガジン「DOKUSOマガジン」2月号についてはこちら。
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2000年、兵庫県出身。『第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014』でグランプリを受賞し、俳優デビュー。映画『君が世界のはじまり』、『街の上で』、『うみべの女の子』等出演。